セルクル・ブリュージュの綺世 強烈ヘッドで今季6点目「僕の武器をうまく使えた」

2022年11月07日 04:30

サッカー

セルクル・ブリュージュの綺世 強烈ヘッドで今季6点目「僕の武器をうまく使えた」
ルーベン戦の前半、先制ゴールを決め喜ぶセルクル・ブリュージュの上田 Photo By 共同
 【ベルギー1部   セルクル・ブリュージュ2-1ルーベン ( 2022年11月5日 )】 セルクル・ブリュージュのFW上田綺世(24)はルーベン戦で今季6点目となる先制点を挙げた。
 上田がここ5試合で4得点と調子を上げてきた。2トップの一角で5試合連続で先発。前半36分、右サイドから高々と上がったクロスに合わせてゴール前に走り込みジャンプ。相手DFと競り合いながら、打点の高いヘディングで叩きつけるようにゴール左隅にねじ込み「僕の武器をうまく使えた。ずっとあそこは狙っていた」と喜んだ。

 W杯に出場する日本代表に選ばれたFWは3人。1トップの有力候補とみられた大迫勇也(神戸)が落選し、浅野、前田はスピード系のため、ポストプレーもこなす上田にかかる期待は大きい。

 今夏に鹿島から移籍。開幕直後の得点できない時期を乗り越えてW杯メンバー入りを果たし「いろいろ壁はあったが、それと向き合った結果だと思う。滑り込めたのは僕としても幸せなこと。W杯は選手として誰でも見る夢なので、そこで自分の力を精いっぱい発揮したい」と意気込んだ。

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