日本代表・森保監督「できるだけ帰国はW杯期間中で一番遅いタイミングで」12・18見据え決戦の地へ

2022年11月07日 23:06

サッカー

日本代表・森保監督「できるだけ帰国はW杯期間中で一番遅いタイミングで」12・18見据え決戦の地へ
<日本代表 森保監督出発>カタール行きの航空機に乗り込む森保監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 サッカーW杯カタール大会(20日開幕)に出場する日本代表の森保一監督(54)がが7日夜、成田空港発の航空機でカタール・ドーハに向けて出発した。W杯開幕まで2週間を切る中、負傷者が続出しており不安の船出となった。指揮官は、右アキレス腱負傷のDF中山雄太(25=ハダースフィールド)に代わる選手を招集することを明言。中山の代役ながら、ポジションはDFに限定しない意向も示した。
 カタールへの出発前に取材に応じた森保監督は、中山については「ワールドカップに出場できないという状況なので、今、次の選手に来てもらうことを考えてます。今も議論を重ねています」と明かし、冨安については「開幕までに復帰可能だということで、そのまま招集ということで」と明言。鼻骨を骨折した谷口に関しては「痛いでしょうが、プレーには影響ないと聞いている。フェースガードは着けるか分からないが、可能性はあるんじゃないですか」と話した。

 現時点で追加招集する選手は1人。ポジションについては「DFに限らず、選出していこうと考えている。いろんなことを想定して、戦うオプションが広がる方向で考えたい」と説明した。左サイドバックを主戦場とする中山の代役ながら、センターバックと両SBでプレーできる冨安の復帰にめどが立ったこともありDFに限定しない方向とした。中盤とSBをこなす旗手や、DF瀬古らが候補とみられるが、他のポジションを補充する可能性もありそうだ。

 そして、決戦の地に向かう前に表情を引き締めた。「より多くのサポーターの皆さんと一緒に世界に挑み、ワールドカップの舞台で勝って、サポーターの皆さん、国民の皆さんと一緒に新しい景色を見られればいいなと思っています」と熱い思いを吐露。11月の肌寒い中での囲み取材の最後には「できるだけ帰国は、ワールドカップ期間中で一番遅いタイミングで帰ってきたいと思いますんで。そして(報道陣と)一緒に笑顔で話せるように、というふうに思います」と12月18日に行われる決勝の舞台を見据えながら、決戦の地に飛び立った。

 まずは、過去最高の8強以上へ――。チームは17日にはUAE・ドバイでカナダと本番前最後の親善試合を実施。23日の初戦ドイツ戦に臨むことになる。

<日本のグループリーグ日程>
初戦 VSドイツ(日本時間23日22時)
第2戦 VSコスタリカ(日本時間27日19時)
第3戦 VSスペイン(日本時間12月2日4時)

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