横浜MF水沼 Jベストイレブン初選出!父・貴史氏でも受賞しなかった個人タイトルに歓喜

2022年11月07日 19:44

サッカー

横浜MF水沼 Jベストイレブン初選出!父・貴史氏でも受賞しなかった個人タイトルに歓喜
<2022Jリーグアウォーズ>J1優勝を成し遂げた横浜の選手たちが登壇し水沼(左)が代表してJFA会長杯を授与された(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 Jリーグの年間表彰式「2022Jリーグアウォーズ」が7日、都内で行われ、史上初の「父子Jリーグ優勝」を達成した横浜MF水沼宏太(32)がベストイレブンを初受賞。1995年に引退した日本代表“レジェンド”父の貴史氏(62)でも手にすることのなかったタイトルを獲得した。
 水沼は今季、抜群のリーダーシップを発揮し7得点6アシストと活躍。今年7月には“遅咲き”ながら日本代表にも初選出。最終節のアウェー神戸戦では1アシストを含めた全3得点に絡む活躍で3年ぶり5度目の優勝に貢献した。

 優勝決定後にはピッチで歓喜の涙を流し「何ともいえない感情がこみ上げてきました。F・マリノス創設30周年という節目の年で、父が最初にプレーし、息子の自分も同じエンブレムを背負いサッカーができる幸せを改めて感じます。ユニホームの名前を“KOTA”から“MIZUNUMA”に変えたのは、覚悟と責任を持ってやると決めたから。その思いだけで、必死に走り続けてきました」と喜びを爆発。

 息子の雄姿を見届けた父・貴史氏も「宏太は小さい時からマリノスにいて、憧れはあったと思う。遠回りして一番好きなチームで優勝できたのは感慨深いはずだ。OBとしても凄くうれしい。僕がいることで、宏太はいろいろなものを背負っていた。それを自身の力ではねのけ、乗り越えてきたその先に優勝がある。今年はユニホームに同じ名前を背負って勝負してくれたのもうれしかった」と祝福コメントを寄せていた。

 ◇水沼 宏太(みずぬま・こうた)1990年(平2)2月22日生まれ、横浜市出身の32歳。横浜ユースから08年トップ昇格。10年J2栃木に移籍し、鳥栖、FC東京、C大阪を経て20年から再び横浜。J1通算344試合45得点。日本代表通算2試合0得点。1メートル76、72キロ。利き足は右。

≪Jリーグ2022年ベストイレブン≫
【GK】高丘 陽平(横浜)初

【DF】谷口 彰悟(川崎F) 4
   山根 視来(川崎F) 3
   岩田 智輝(横浜)初
   小池 龍太(横浜)初

【MF】家長 昭博(川崎F) 4
   脇坂 泰斗(川崎F) 2
   水沼 宏太(横浜)初

【FW】マルシーニョ(川崎F) 初
   エウベル(横 浜)初
   チアゴ・サンタナ(清水) 初

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