横浜 GK一森が交代するアクシデントも敵地で勝ち点1奪取 緊急出場のGK飯倉「無失点で良かった」

2023年08月06日 22:36

サッカー

横浜 GK一森が交代するアクシデントも敵地で勝ち点1奪取 緊急出場のGK飯倉「無失点で良かった」
<浦和・横浜>後半、浦和・酒井と交錯する横浜GK一森。このプレーで負傷した(撮影・西海健太郎)  Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第22節   浦和0―0横浜 ( 2023年8月6日    埼玉スタジアム )】 横浜F・マリノスはアウェーで浦和と対戦し、スコアレスドローに終わった。首位・神戸が横浜FCに0―2で敗れたため、勝っていれば2試合ぶりに首位に浮上するチャンスだったが、ケビン・マスカット監督は「エキサイティングな試合が見られた。両チームとも勝ちを求めていた。アウェーでドローはフェアな結果だった」と振り返った。
 前半から再三のピンチで好セーブを見せていたGK一森純が後半22分に相手選手と接触して頭部や左膝付近を強打。一度はプレーを再開したが、直後にピッチに倒れ込んで交代するアクシデントに見舞われた。後半31分からGK飯倉大樹が緊急出場。5月24日のルヴァン杯・札幌戦で右膝内側側副靱帯損傷し、戦列復帰したばかりの37歳のベテランGKは「最初のワンプレーで全然試合に入ってないと分かった。打撲だからできるだろうと思っていたけど、ああいうところでテレビに抜かれてGKがバタバタしているのが一番ダサいじゃん」と苦笑いしつつ「通常の流れで試合に入っていないので、割り切って無失点に抑えることだけ考えた。無失点で本当に良かった」と話した。

 マスカット監督は一森の状況について「まだ医師と詳細は話せていない。重症じゃないことを祈っている」と祈るように話した。

 また、飯倉は試合後に2011年8月4日に急性心筋梗塞で急逝したクラブOBの松田直樹さん(享年34)のユニホームを掲げたことについても言及。「(水沼)宏太と試合前に“今日マツさん、見に来てっかな”みたいな話をしていた。また(自身が)マリノスに帰ってこられて、こういう風にマツさんのユニホームを掲げることができた。いろんな歴史があって、今の俺たちがあることは忘れちゃいけない。そういうものを背負うほど大した人間じゃないけど、みんなでいろんなものを積み重ねていくことが大事かなと思う」と熱い思いを打ち明けた。

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