三笘、富安…欠場者続出も森保監督「総合力高まった」 10月前戦から先発10人変更もAマッチ7連勝

2023年11月17日 05:15

サッカー

三笘、富安…欠場者続出も森保監督「総合力高まった」 10月前戦から先発10人変更もAマッチ7連勝
<日本・ミャンマー>試合後、円陣で話をする森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【26年W杯アジア2次予選   日本5―0ミャンマー ( 2023年11月16日    パナスタ )】 試合前のアクシデントも難なく乗り越えた。8大会連続のW杯出場を目指すアジア2次予選前に三笘ら離脱者が続出。冨安もベンチ外という攻守の要を欠いたが、動揺は一切ない。 【試合結果(速報)
 W杯予選初出場の選手を8人投入しても危なげなく試合を進め、森保監督が常々口にしている「誰が出ても勝てる」という最強チームにまた一歩近づいた。

 「何を志しているか、プレーで表現していこうとチャレンジしてくれた」

 第2次政権ではここまで46人を招集。毎回、スタメンを変更してチームの底上げを目指してきた指揮官は納得の表情を浮かべた。

 前回のW杯アジア予選初戦はアウェーで同じミャンマー相手に、ベストメンバーを送り込み、2―0と辛勝。今回は、10月のチュニジア戦から左サイドバックの中山以外、先発を10人入れ替えたほか、遠藤や久保、伊東も温存。「2チーム、3チーム分のレベルの高い選手層の中からベストな選択をする」と話してきた通り、中盤に入った田中と鎌田ら、あまり組み合わせてこなかった選手を投入。“別チーム”といえる陣容で、W杯アジア地区予選初戦としては過去最多の5ゴールを量産した。

 19年10月のW杯アジア2次予選モンゴル戦以来、森保ジャパンでは2度目となる被シュート0という記録も樹立。後半36分にはGKを交代する余裕の采配までした。

 「(ミャンマー戦を経て)チームとしては経験値の幅と総合力がより高まったと考えている」

 出場枠が大幅に増え、難易度が下がったアジア予選とはいえ、無駄な試合は一つもない。総合力を高め、世界一へ――。森保ジャパンが力強く一歩を踏み出した。

 ≪歴代最多王手≫日本は6月のエルサルバドル戦から国際Aマッチ7連勝。18年11月キルギス戦から19年1月アジア杯準決勝イラン戦まで記録した森保ジャパンの最多に並んだ。歴代最多は70、93、96年にマークした8連勝で、21日シリア戦に勝てば並ぶ。

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