U―22日本代表 “本番仕様”のピッチで長期合宿 あすアルゼンチン戦で成果みせる

2023年11月17日 14:45

サッカー

U―22日本代表 “本番仕様”のピッチで長期合宿 あすアルゼンチン戦で成果みせる
手入れの行き届いたピッチで練習するU22日本代表                                Photo By スポニチ
 来夏のパリ五輪出場を目指すU―22日本代表はあす18日、IAIスタジアム日本平でU―22アルゼンチン代表と親善試合を行う。
 直前まで合宿を行っていた静岡県御前崎市の「御前崎ネクスタフィールド」はアイスタの芝と同じ長さの18ミリに刈り込むなど、実戦仕様で調整を続けてきた。グラウンドキーパー主任の蒲原悠介さん(39)は「ゴルフ場のグリーンみたいな扱いを心がけています。ここで頑張った成果を出して欲しいです」と若き侍の活躍に期待を寄せる。

 「良いピッチでとてもやりやすい」。練習後、MF藤田譲瑠チマはピッチの感触をこう語った。普段は欧州特有の粘土質のピッチでプレーしている分、久しぶりの日本のピッチに感動したといい「全く気を使うことはないので、戦術練習も重きをおける。もっと積み上げていく良い時間にしたい」と手応えを口にする。

 蒲原さんによれば、芝の品種や御前崎の気候のおかげで今夏の猛暑の影響は少なく、良質なピッチを提供できているという。16年リオデジャネイロ五輪でサッカー競技の決勝が行われたマラカナン競技場と同じセレブレーションバミューダグラスという品種を使用。アイスタの品種とは異なるが「芝の回復が早いため長期の合宿でも問題ない」と自信たっぷり。東京五輪代表も直前合宿をしたピッチで練習した成果は、アルゼンチン戦で証明する。

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