【高校サッカー】13年大会Vの富山一 3大会ぶり初戦突破 加納監督「凄く価値あること」

2023年12月31日 15:53

サッカー

【高校サッカー】13年大会Vの富山一 3大会ぶり初戦突破 加納監督「凄く価値あること」
<富山一・京都橘>後半、PKを決め喜ぶ富山一・多賀(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校サッカー選手権2回戦   富山一2ー1京都橘 ( 2023年12月31日    味フィ西 )】 13年の第92回大会王者で、9年連続34回目の選手権出場となった富山第一が3大会ぶりの初戦突破。加納靖典監督は「よく我慢しながら、少ないチャンスをものにして勝ってくれた」と称えた。
 チーム一丸の勝利だった。大会直前の強化合宿でDFの岡田駿也(3年)が骨折するなど、主力を欠く中で前半15分に先制弾を決められ、予選を通じて今大会初失点。京都橘に押し込まれる場面が続いたが、粘り強く守り追加点は許さず「本当に冷静に対応してくれた。トラブルがあった中でも見失わず80分でしっかり勝負してくれた」。

 後半11分に大会初スタメンのFW谷保健太(3年)がクロスバーに激突しながら頭で押し込み同点に追いつくと、同35分に主将のMF多賀滉人(3年)がPKを決め逆転。終盤に再び猛攻に合うが、リードを守り切った。

 13年には日本一に輝いた同校が鬼門を突破。指揮官は「子どもたちが凄く悔しい思いをしていた。凄く価値あることなのかなと思う」と笑顔を見せた。

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