【高校サッカー】遠征費枯渇の近江・前田監督が異例のお願い「皆さまの筆が僕らの“財宝”になる」

2024年01月07日 16:56

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【高校サッカー】遠征費枯渇の近江・前田監督が異例のお願い「皆さまの筆が僕らの“財宝”になる」
近江・前田監督 Photo By スポニチ
 あす8日に国立競技場で第102回全国高校サッカー選手権決勝を青森山田(青森)と戦う近江(滋賀)の前田高孝監督(38)が、報道陣へ異例の要請をした。
 遠征費などのチーム資金を管理するスタッフから、準決勝後に「前田、金が尽きた…」と衝撃の告白を受け、練習前に設定された取材開始前に「30分、お話させていただきますので、ぜひよろしくお願いします」と実施中のクラウドファンディングの拡散を希望した。チームスローガン「Be Pirates.」(海賊になれ」に引っかけて「ここまで来られるとは正直、思っていなかった。皆さまの筆が、僕らの“財宝”になる」と冗談を交えながら、窮状を訴えた。

 開会式の昨年12月28日から決勝に進めば、最大で滞在期間は12日間にも及ぶ。首都圏以外の学校は宿泊費に加え、練習場所の確保など想定以上の出費がかさむことは珍しくない。高校野球でも同じようなケースは多々あり、関西圏以外の学校は資金繰りに苦労しているという現実がある。前田監督は持ち前のキャラクターで明るく話したが、地方の学校にとっては死活問題だ。

 クラウドファンディングは同校サッカー部の公式ホームページで募集している。返礼品には所在地・滋賀県彦根市の全国的に有名なゆるキャラ「ひこにゃん」と近江高校のコラボ品が用意され、1口1000円から寄付が可能。詳細はhttps://www.footballnavi.jp/ohmi_soccer_be_pirates/まで。

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