【アジア杯】彩艶「自分がゲーム壊すシーン多く…何もできなかった」全5試合フル出場で奮闘も悔し計8失点

2024年02月04日 01:21

サッカー

【アジア杯】彩艶「自分がゲーム壊すシーン多く…何もできなかった」全5試合フル出場で奮闘も悔し計8失点
敗れた日本代表の鈴木(左)、三笘ら(ロイター) Photo By スポニチ
 【アジア杯準々決勝   日本1-2イラン ( 2024年2月3日    カタール・アルラヤン )】 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は3日、準々決勝が行われ、日本代表(FIFAランク17位)がイラン代表(同21位)と対戦。1-2で逆転負けを喫し、敗退した。5試合連続で先発出場のGK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)はフル出場したが2失点。完封はならなかった。
 前半、枠内へのシュートを落ち着いてセーブするなど無失点で切り抜けた。後半5分には、要警戒のイランFWアズムンに目前でシュートを打たれたが阻止。しかし、後半10分、FWモヘビに同点ゴールを許すと、同17分にはアズムンにゴール左下へ押し込まれたがオフサイド判定で難を逃れた。22分には再びアズムンの強烈なシュートをセーブ。25分にも体ごと投げだして失点を防いだ。38分には真正面から強烈なジャンピングボレーを放たれたが、体を張って止めた。しかし、再三のセーブもむなしく、後半アディショナルタイムにPKを決められて勝ち越しを許した。

 大奮闘もむなしく敗退。今大会は5試合にフル出場して8失点を喫し「本当に何もできなかった大会だった。それが率直な気持ちです」と肩を落とした。

 「毎試合勝利はもちろん、無失点を目指してますけど。この大会通して、自分がゲームを壊すようなシーンが多くて。何もできなかった大会だった」と猛省。イラン戦を振り返り、「ああいう攻め込まれるシーンの中、プレー一つ一つのクオリティの高さを求められる中でそれを発揮し続けられなかったのが結果に直接結びついた」と語った。

 PKのシーンは「相手の特徴であったり、いろいろなものを考えた中でああいうふうに飛んで、あそこでチームを救えればよかったけれど難しい失点でした。PKの前でうまく対応できたらよかった」と悔しさをにじませた。

 1次リーグでは全3試合で5失点。失点にも絡み、1-2で敗れた19日のイラク戦後には、差別発言も受けたが、強い精神力で立ち向かった。

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