攻撃の核がパリ五輪予選不出場へ MF鈴木唯、所属クラブは招集に応じない方針 彩艶も出場微妙
2024年02月04日 03:00
サッカー
22年3月の大岩ジャパンの立ち上げから招集されている鈴木唯は、トップ下やインサイドMFが主戦場。ドリブル突破と絶妙なファーストタッチで相手DFを置き去りにするプレーが持ち味で、昨年11月の親善試合アルゼンチン戦では背番号10をつけ、2得点を挙げる活躍をした。
今回のアジア杯で森保ジャパンがギリギリの戦いを強いられているように、アジア各国のレベルは上がってきている。大岩剛監督も「どの国を見ても簡単な試合は一つもない」と話し、厳しい戦いを覚悟している。その中で攻守の核を欠くとなれば、8大会連続五輪出場へ向けて大きな痛手だ。
◇鈴木 唯人(すずき・ゆいと)2001年(平13)10月25日生まれ、神奈川県葉山町出身の22歳。市立船橋を経て20年に清水加入。23年1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍。同年7月にいったんは清水へ復帰したが、8月にデンマーク1部ブレンビーに4年契約で完全移籍。世代別代表の常連で20年に日本代表初招集。1メートル75、70キロ。利き足は右。
▽U―23アジア杯 4月15日~5月3日にカタールで開催。パリ五輪最終予選を兼ねた大会で16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で韓国、UAE、中国と対戦する。
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