森保監督「反省は常にある。でも後悔はまったくない」 解任求める一部の声に「厳しい評価も受け止めたい」

2024年02月05日 00:06

サッカー

森保監督「反省は常にある。でも後悔はまったくない」 解任求める一部の声に「厳しい評価も受け止めたい」
<森保監督帰国>羽田空港に到着し、報道陣に対応する森保監督(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 アジア杯でベスト8に終わった日本代表の森保一監督(55)が4日、カタールから羽田空港に帰国した。「結果がすべてだと思いますので優勝目指して戦って優勝できず悔しい思いですし、選手とスタッフは本当に頑張ってくれた。監督として結果に結び付けることができず残念な思いです」と語った。
 3大会ぶり5度目の優勝を狙ったが3日の準々決勝ではイランに1―2で逆転負け。前半28分にMF守田が先制ゴールを挙げたが、後半10分に同点とされると、アディショナルタイムにPKを与えて勝ち越された。

 敗退から一夜明けて、記者から「後悔はあるか?」と聞かれると「反省は常にありますね。でも後悔はまったくないです」とキッパリ。「自分の中で考えて最善と思ったことを常に見つけているし、試合の勝敗はあるが、選手もスタッフも試合に向けて100%の努力をしてくれている。結果を受け入れられる準備があることだけでありがたい。後悔はありません。全ての結果については受け入れる。評価についても受け入れる」と続けた。

 SNSでは一部のファンから解任を求める声も出ている。指揮官は厳しい意見について「そこは真摯に受け止めたい」とし、「結果が出なければ、結果が全ての世界なので、見ておられる方が厳しい評価をされることも自然に受け止めたいと思っている。試合の中でも選手もスタッフも頑張ってくれているので、私自身も自分にできる限りのことは常にやってきてるつもり。何の後悔もない。いろんな見方がある中で声を上げていただければなと思う」と話した。

 日本協会の田嶋会長は前日、森保監督の進退について「全く考えていない。我々がドイツやスペインに勝ったりするのと同じようなことがアジアでも起こる。引き締めるチャンスにしたい」とコメントした。

 森保監督は「毎試合道は続くか途絶えるかは覚悟して臨んでいるので、毎回やれることをやった中で次に向けて前進していくことを考えている。今回も責任を問われるというか、そういう声が上がると自分の中でも覚悟しているし、優勝という目標を掲げている中で責任が問われることも覚悟している」と話し、「その中で会長が続投という声をかけてくださるなら自分のできることを全力で、チームのために選手のために日本のために、やっていきたいと思う」と前を見据えた。

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