【アジア杯】三笘、流れ変えられず 後半途中出場もシュートなし「実力を出し切れなかった」

2024年02月04日 04:35

サッカー

【アジア杯】三笘、流れ変えられず 後半途中出場もシュートなし「実力を出し切れなかった」
後半、途中出場した三笘(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯準々決勝   日本1―2イラン ( 2024年2月3日    カタール・アルラヤン )】 MF三笘のアジア杯はわずか46分で幕を閉じた。後半22分から途中出場したが、チーム全体が相手の勢いにのまれ、良い形でボールはほとんど触れられず。シュートゼロで終了し「流れを変えられなかったという点で、実力を出し切れなかった」と唇をかんだ。
 左足首の故障を抱えたままカタール入り。目標に設定した1次リーグ中の復帰はならなかったが、1月31日のバーレーン戦で後半22分から大会初出場を果たすと、3人抜きで絶好機を演出するなどさすがのプレーを見せた。だが、まさかの8強敗退。2試合で出場は計46分。本領を発揮する前に、22年W杯では“三笘の1ミリ”で歴史に名前を刻んだカタールの地を去ることになった。

 初参戦でプレミアリーグを席巻した昨季。三笘の名は一気に世界にとどろいた。約1年前の昨年1月29日のリバプール戦では、左クロスを右足で冷静にトラップし、シュートを打つと見せかけて空中で軽く浮かせて相手DFをかわしてゴール。今後も語り継がれる芸術弾を決めた。

 欧州リーグ初参戦で過密日程を強いられた今季。ケガの影響もあり、ここまでは昨季ほどのインパクトは残せていないが、それでも世界屈指の左ウインガーとしての評価は揺るがない。「W杯もそうでしたが、チームに貢献しきれてない。ケガは仕方ないですが、悔しい」。来夏にはビッグクラブ移籍も期待される26歳は、悔しさをバネにここから巻き返しに打って出る。

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