元阪神“代打の神様”桧山氏の次男、C大阪U―18の宗秀は東洋大からプロを目指す!!

2024年02月04日 05:30

サッカー

元阪神“代打の神様”桧山氏の次男、C大阪U―18の宗秀は東洋大からプロを目指す!!
今後への決意を色紙に記した桧山宗秀 Photo By スポニチ
 プロ野球・阪神で活躍した桧山進次郎さん(54)の次男、C大阪U―18所属の桧山宗秀(18)が関東大学リーグ1部の東洋大に進学することが3日までに分かった。サイドバックやボランチを主戦場とする高校3年生は、父と同じ大学に進むことを決意。本紙の取材に応じ「大学を卒業してプロになるのが一番、近い目標。それは自分にとってマスト」と抱負を語った。
 阪神で4番打者を務めたこともあり、代打の神様としても知られた父は好きなことに取り組ませてくれ、幼稚園からサッカーを始めた。小学3年の時には野球も習い始めたが「ずっと動いている方が楽しい」とサッカーに専念。中学に上がる際にはC大阪、G大阪、神戸の育成組織から声がかかり、C大阪西U―15に進んだ。

 守備力が持ち味で、C大阪U―18に昇格してからは高校1年でトップチームの練習に参加するなど期待されたが、その後は試合メンバーから外れることもあるなど思うようにいかない日々を過ごした。そんな苦しい状況下で救ってくれたのが、ずっと尊敬する父だった。「見てくれている人は絶対にいる。やり続けろ」「この経験を今、できているのは良いこと」――。どん底の時に言葉をかけられ、再び前を向いた。

 早くから大学進学を志し、東洋大サッカー部の練習に参加して実力を認められた。小学2年の時に父は現役引退。当時の記憶はほとんど残っていなくても、多くのファンを魅了した選手だったことは知っている。「自分は子供が大好きなので。子供に夢や希望を与えられるようになりたい」。野望を胸に関東へ旅立つ。 (西海 康平)

 ◇桧山 宗秀(ひやま・そうしゅう)2005年(平17)5月11日生まれ、兵庫県西宮市出身の18歳。幼稚園でサッカーを始め、小学1年で夙川SCに加入。中学からC大阪西U―15に入り、C大阪U―18に昇格。大阪学芸高3年。1メートル75、73キロ。利き足は右。兄・周成さんと2人兄弟。

 ▽東洋大体育会サッカー部 1966年に発足し、埼玉県朝霞キャンパスのグラウンドが拠点。2015年に総理大臣杯に初出場し、21年に準優勝。23年度は関東大学リーグ1部で12チーム中6位だった。主なOBに馬渡和彰(J3松本山雅)や仙頭啓矢(町田)、坂元達裕(コベントリー)らがいる。

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