韓国代表クリンスマン監督を更迭へ アジア杯4強も世論が… 残すは鄭会長の最終決断次第に

2024年02月15日 17:24

サッカー

韓国代表クリンスマン監督を更迭へ アジア杯4強も世論が… 残すは鄭会長の最終決断次第に
韓国代表のクリンスマン監督(AP) Photo By AP
 韓国メディア「朝鮮日報」は15日、サッカー韓国代表のクリンスマン監督(59)が更迭される見込みになったと報道。指揮官交代の行方は鄭夢奎(チョン・モンギュ)韓国サッカー協会会長の決断次第になったという。
 韓国はアジア杯4強敗退、代表選手の“内紛騒動”などを受け強化委員会を開催。同メディアはサッカー協会技術本部長のファン氏が委員会終了後に「様々な理由でクリンスマン監督がこれ以上リーダーシップを発揮するのが難しいという判断があり、監督交代が必要だということに意見が集まった」と明かしたと報道。

 クリンスマン監督はリモート出席となった強化委員会で、前日に報じられた代表選手の“内紛騒動”についても話し合われ、指導者としてチームをきちんと管理出来ていなかったという指摘を受けたもよう。韓国での滞在期間が少ない勤務態度についても不満の声が上がっており、国民からの信頼回復は難しいと伝えられたという。

 強化委員会はクリンスマン監督の更迭で意見が一致。ファン本部長は「この結果を韓国サッカー協会に報告する」と話し、残すはチョン会長の決断を待つと報告した。

 また、東亜日報(電子版)では「韓国代表は近いうちにクリンスマン監督の去就を最終決定する予定。このまま更迭となれば、来月21、26日に行われるタイとのW杯アジア2次予選2試合は“指揮官不在”で行われそうだ。わずか1カ月で正式に新監督を選ぶことは事実上不可能で、前回ベント監督が退いた後、クリンスマン監督が選任されるまで約3カ月かかった」と報じた。

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