新潟・藤原 サイドバックとして「まず守備」 もちろんゴールやアシストに意欲も

2024年02月15日 04:30

サッカー

新潟・藤原 サイドバックとして「まず守備」 もちろんゴールやアシストに意欲も
昨年の自分を超えようと意気込む藤原(アルビレックス新潟提供) Photo By 提供写真
 高知で2次キャンプ中のJ1新潟は15日、高知市の春野総合運動公園陸上競技場で練習を行った。きょう16日の練習後に移動し、あす17日に非公開の練習試合を行って約1カ月に及ぶキャンプを打ち上げる。右サイドバック(SB)が主戦場の藤原奏哉(28)は、キャンプでの手応えを感じつつ、優勝を目指すため昨年の自分を超えることをテーマに今季を戦い抜く決意だ。
 約1カ月間に及ぶキャンプも、あす17日に予定されている非公開での練習試合で幕を閉じ、いよいよ24日のアウェー鳥栖戦で今季のリーグ戦が開幕する。藤原は「ここまでしっかり練習や練習試合をしてきて、コンディションは問題ない」と充実の表情を浮かべた。

 11日のJ2愛媛との練習試合で「今季初めて90分間プレーした」という。リーグ戦を想定し、90分間戦えるコンディションを整えた。「守備では最初相手がロングボールを利用してきて、その対応が良くなかったが途中から対応できた。攻撃ではゴールに向かう姿勢が足りなかった」と振り返った。

 沖縄で3試合、高知で2試合の練習試合をこなし4勝1敗。右SBで出場の藤原は、こここまでアシストやゴールなど数字に表れる活躍はなかった。「ゴールを決められるボールを出すというのが課題」と話した。

 昨季は自身初めてのJ1でプレー。24試合に出場し2アシストだったが、無得点に終わっている。「サイドバックなのでまずは守備。無失点に抑えることが大事だし、その中で前への意識を持ち続けてゴールやアシストを決められるようにしたい」と今季は失点を減らすことと、J1初ゴールを目指していく。

 チームは「優勝」という大きな目標を掲げ、そのために個人個人が今まで以上の進化を遂げようとキャンプからしのぎを削っている。「昨年よりも多く試合に出たいし、優勝のために昨年の自分を超えていかないと」。昨年以上に右サイドを活性化させるために攻守で存在を光らせる。

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