J1新潟 島田 積極的に攻撃参加「チームとして攻撃に厚みがでる」

2024年02月15日 04:20

サッカー

J1新潟 島田 積極的に攻撃参加「チームとして攻撃に厚みがでる」
ケガから復帰の島田は開幕戦出場を目指しコンディションも上がってきた(アルビレックス新潟提供) Photo By 提供写真
 高知で2次キャンプ中のアルビレックス新潟は14日、高知市の春野総合運動公園陸上競技場で練習を行った。昨年9月に左内転筋損傷で全治8週間と診断されたMF島田譲(33)はケガも癒え、コンディションも上向き。ケガからの復帰初戦となる24日の開幕鳥栖戦では、ボランチとして進化した姿を見せようと、より強度を上げている。
 多少の違和感や痛みはあるが、島田に不安はない。「ケガ明けでキャンプに入って、ここまで順調にやってこられた。ケガも再発していないし、ピッチで100%出せている」と順調な仕上がりに笑みを見せた。

 昨年9月23日の横浜FC戦で負傷。左内転筋損傷で全治約8週間と診断され、最終戦での復帰を目指したがかなわなかった。ケガも癒えて開幕戦となる24日のアウェー鳥栖戦が復帰戦となる。「キャンプではこれまで以上に治療やケアを入念に行ってきた。キャンプの最初は慎重にならざるを得なかったが、高知に来てからフィーリングも良くなってケガをする前に近づいている」と自身の状態に手応えを感じている。

 ボランチではチーム最年長。「新加入選手ともコミュニケーションを図っている。ポジション争いはあるけど切磋琢磨(せっさたくま)しながら誰と組んでもクオリティーを落とさずにやりたい」と意識は高い。これまで同様にビルドアップに関わりつつ、今季は「よりゴールや前線に出ていったときのクオリティーを高めたい。そうすればチームとして攻撃に厚みがでる」と積極的に攻撃に加わるつもりだ。

 11日にJ2愛媛と非公開で行われた練習試合(45分×4本)ではキャンプ5戦目にして初黒星を喫した。「負けていい試合はないと思うし、悔しかった」と振り返る。「悪い時間帯を短くして、もっとボールを握る時間を増やしていきたい」と開幕までに課題を修正していく。

 高知キャンプで初めてのオフとなった12日は、うなぎを食べて英気を養ったという。「今季はJ1で初得点を決めたいし、優勝を目指すには攻守でもっと質を上げていきたい」とベテランボランチがさらなる進化を目指す。

おすすめテーマ

2024年02月15日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム