ソシエダ久保 好機築くも不発で敗戦 地元紙は「前半は相手守備陣の悪夢」「攻撃の旗を掲げた」

2024年02月15日 10:41

サッカー

ソシエダ久保 好機築くも不発で敗戦 地元紙は「前半は相手守備陣の悪夢」「攻撃の旗を掲げた」
久保建英(AP) Photo By AP
 【欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦   レアル・ソシエダード0―2パリ・サンジェルマン ( 2024年2月14日 )】 レアル・ソシエダード(スペイン)の日本代表MF久保建英(22)は敵地のパリ・サンジェルマン(フランス)戦にフル出場したが、0―2で敗れた。
 決勝トーナメントでいきなり強豪と対戦する厳しい組み合わせとなった中で定位置の右サイドに入ると、前半18分にはマッチアップした相手の左サイドバックをドリブルで翻弄(ほんろう)。ペナルティーエリアに進入して左足で鋭いシュートを放ったが、わずかに右に外れた。4分後にも正確な右クロスで好機を演出した。

 前半は互角の戦いを見せたRソシエダードだが、折り返しを過ぎると徐々に相手にペースを握られ、後半13分には左CKの守備で失点。頭でボールをつながれると、久保の背後にいた相手FWエムバペに先制点を許した。同25分にもカウンターから失点。そのまま敗れた。

 12日にクラブとの契約を延長し「パリのホームで勝ったというニュースを届けられたら」と意気込んでいたレフティーだが、公式戦5戦連続無得点と決定力を欠くチームの中で不発に終わった。

 それでも地元メディアは好機を築いた久保に好意的な評価。

エル・デスマルケ紙は7点と採点し「積極的で攻撃において非常に鋭かった。前半のパリSG守備陣にとっては悪夢。得点にはならなかったが、ゴールチャンスを築いた」と指摘。ムンド・デポルティボ紙は「最後まで攻撃の旗を掲げた」と称えた。

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