ソシエダ久保が先制を許した場面を反省 「罪悪感を感じている。エムバペをマークし続けなければ…」

2024年02月15日 16:22

サッカー

ソシエダ久保が先制を許した場面を反省 「罪悪感を感じている。エムバペをマークし続けなければ…」
久保建英(AP) Photo By AP
 【欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦   レアル・ソシエダード0―2パリ・サンジェルマン ( 2024年2月14日    フランス・パリ )】 レアル・ソシエダード(スペイン)の日本代表MF久保建英(22)が0―2で敗れた敵地のパリ・サンジェルマン(フランス)戦で失点の責任を背負い込んだ。
 後半13分に左CKの守備から先制を許したシーンに触れ「罪悪感を感じている」と明かした。DFトラオレがピッチ外で治療を受けていた中、ファーサイドで相手FWエムバペをマークしていたが、中央でリバウンドしたボールが流れてきた。速攻に備えて前方に踏み出していた久保に対して背後のエムバペは冷静にゴール方向に向かった浮き球を追い、右アウトサイドのボレー弾を決めた。

 エル・デスマルケ紙などによれば、久保は「僕の責任。イゴール(DFスベルディア)が競り勝ったように見えたが、誰かの背中でバウンドして。その瞬間にエムバペは僕に2メートルの差をつけていた。我々は1人少なかったので僕がエムバペをつかまなければならなかった。彼をマークし続けなければならなかった。僕の精神的なミス」と責任を背負い込んだ。

 前半は久保が18分には相手の左サイドバックをドリブルで翻弄(ほんろう)。ペナルティーエリアに進入して左足で鋭いシュートを放ち、4分後にも正確な右クロスで好機を演出するなどパリSGと互角の戦いを演じていただけに痛恨の失点。アルグアシル監督も「起こってはいけない失点。あれで試合の流れを持っていかれた」と厳しい表情で振り返った。

 公式戦5戦連続無得点と決定力を欠くチームにあって久保も最後まで不発に終わり、20季ぶりにたどり着いたCL16強の舞台で手痛い敗北を喫した。

おすすめテーマ

2024年02月15日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム