浦和は広島に0―2完敗で3年連続黒星スタート 攻守に完成度の違いを見せつけられる

2024年02月23日 16:09

サッカー

浦和は広島に0―2完敗で3年連続黒星スタート 攻守に完成度の違いを見せつけられる
<広島・浦和> 後半、戦況を見つめる浦和・ヘグモ監督 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 大型補強して新シーズンに臨んだ浦和は、マティアス・ヘグモ監督の日本初陣を勝利で飾れなかった。23日に敵地で昨季3位の広島と対戦し、0―2で敗戦。開幕戦では21年から4年連続で勝ちなし、22年からは無得点で3連敗となった。
 前半45分、相手が放ったミドルシュートをGK西川が弾き、そこを詰められて“今季J1第1号”での先制点を奪われた。さらに後半はハイプレスにはめられ、8分に自陣深くでボールを失ったところからPKを献上。これは相手が外して助かったものの、直後に右サイドのクロスを中央で頭で合わせられて追加点を許した。

 広島にチームの完成度の違いを見せつけられた。ヘグモ監督は「我々のゲームコンセプトも日々の練習で発展している。アウェーだが(ボールを持って)支配する時間を作りたい」と話していたが、相手の強度の高い連動した守備に思うようにビルドアップできるシーンは少なかった。

 開幕戦の行われたエディオンピースウイング広島は広島の新本拠地で、13年に広島市中心部でのサッカー専用スタジアムの建設に向けて約37万人が署名。建設地を巡って紆余(うよ)曲折があったが、乗り越えてきた。ピッチと観客席の最短距離は8メートルで、北側スタンド上部には国立競技場に並ぶ幅32メートル、高さ9メートルの大型ビジョンを設置している。

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