広島Vへ吉兆か!?FW大橋が日本人初の快挙 開幕戦2年連続マルチ弾&佐藤寿人以来の“J1第1号”

2024年02月23日 19:52

サッカー

広島Vへ吉兆か!?FW大橋が日本人初の快挙 開幕戦2年連続マルチ弾&佐藤寿人以来の“J1第1号”
<広島・浦和>試合に勝利し、サポーターにあいさつする広島・大橋(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 明治安田J1リーグが23日に開幕。第1節初日は“オリジナル10”同士による2試合が行われ、14時開始のオープニングマッチでは広島が新本拠地で浦和に2―0と快勝。新戦力のFW大橋祐紀(27)が、広島選手としては15年佐藤寿人以来9年ぶり2人目となる“今季J1第1号”を記録するなど2得点と活躍。18時開始の名古屋―鹿島は、アウェーの鹿島が3―0と勝利し白星発進した。
 広島は新本拠「エディオンピースウイング広島」の公式戦こけら落としがオープニングマッチとなり、多くの浦和サポーターも駆けつけ“満員御礼”の大盛り上がり。試合前の選手紹介時には花火が打ち上げられるというド派手な演出があり、広島サポーターはゴール裏を中心としたスタンド席でチームカラーの紫を基調としたコレオグラフィー(人文字)を披露。広島出身の歌手・吉川晃司が登場し国歌独唱を行うなど、記念すべき一戦に華を添えた。

 試合は湘南から新加入したFW大橋が2得点の活躍で勝利に貢献。大橋は昨シーズン湘南での開幕戦でもハットトリックを決めており、開幕戦は2年連続マルチ。広島の選手としては15年佐藤寿人以来9年ぶり2人目となる“J1第1号”を記録し、新スタジアムの記念すべき第1号として名前を刻んだ。なお“J1第1号”が生まれた15年の広島はリーグ優勝を飾っており、チームにとって“吉兆弾”となるか注目だ。

 さらに開幕戦での2年連続複数得点は鹿島FWマジーニョ(96年2点、97年3点)、広島FWウェズレイ(06年2点、07年2点)に次ぎ3人目。日本人選手として初の快挙。また、異なる2チームでの達成も初の出来事となった。

 大橋は試合後「2点取ってチームの勝利に貢献できてうれしい。新スタジアムの歴史的な日に新加入ながらピッチに立ち、素晴らしいスタジアムに恥じないようなプレーをしたい!!と、この一戦にかけて臨みました。でも、まだ1試合。(シーズンは)始まったばかり。みんなで笑って試合終了のホイッスルを聞けるように毎試合戦っていきたいです」と話した。

おすすめテーマ

2024年02月23日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム