京都 主将は2年連続でU―23代表のMF川崎颯太 3人の副主将と「VE」が支える

2024年02月23日 17:16

サッカー

京都 主将は2年連続でU―23代表のMF川崎颯太 3人の副主将と「VE」が支える
22日の公開練習で軽快な動きを見せた京都MF川崎颯太 Photo By スポニチ
 J1京都は23日、今季主将にU―23日本代表のMF川崎颯太(22)が昨季に続いて就くことを発表した。「去年は一人で頑張ろうとしすぎたところもあった。周りをもっと頼ろう、もっとしゃべって会話してモヤモヤをなくしていけたらなと思います」と川崎は主将を引き受けた理由を話す。
 チョウ・キジェ監督も若き主将をフォローする万全の体制を整えた。副キャプテンは一人増の3選手。川崎がMFなのでFW山崎凌吾、DF鈴木義宜、GKク・ソンユンと各ポジションから一人を選んだ。さらに新設の「VE(ビクトリーエナジー)」にはDF宮本優太とMF佐藤響を抜擢した。その理由を「去年と同じことをやっていては『最高で最強のサンガ』にはなれない。勝つために1パーセントの可能性を上げたかった」と話した。

 特に「VE」の2人は「勝たせるために来た選手と残った選手」と語る。浦和から新加入した宮本は「京都を勝たせるために来た選手」。昨季は鳥栖からの期限付き移籍だった佐藤響は完全移籍して「勝たせるために残った選手」になる。ともに流通経済大でチョウ監督の指導を受けてJリーグに進んでおり、指揮官のサッカーを具現化できる。主将の川崎が迷っても、この2人に聞けば「勝利の活力」を得ることができるというわけだ。

 「開幕戦だから70~80パーセント?とんでもない!?アウエーでも最初からトップギアを入れていきます。想定内の攻撃では勝てません」25日の開幕・柏戦に向けてチョウ監督は意気軒高。主将の川崎も「ピッチ内で解決するのは自分たち。“最強”を証明するのはピッチの中で結果を出すしかない。僕たちはチョウさんを100パーセント信頼して、その気持ちを信じてやっています」と新しい絆を深めて開幕戦に挑む気持ちを強くしていた。

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