浦和が開幕戦でハマった罠 MF関根が警鐘「自分たちでスペースを潰してしまった」

2024年02月23日 20:14

サッカー

浦和が開幕戦でハマった罠 MF関根が警鐘「自分たちでスペースを潰してしまった」
<広島・浦和> 試合に敗れ、肩を落とす浦和イレブン (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 浦和は大型補強も実らずに敵地での開幕戦で広島に0―2で敗れ、マティアス・ヘグモ監督の初陣を飾れなかった。前半45分に先制を許し、後半10分に追加点を奪われた。開幕戦では21年から4年連続勝ちなし。22年から3年連続で零封負けを喫した。
 チームの完成度の違いが如実にピッチ上に現れた。ビルドアップは上手くいかず、プレスは思ったようにハマらない。新たな浦和のサッカーを見せる時間は限られ、解決の糸口を探しているうちに押し込まれて2失点。苦しさばかりが目立った一戦だった。MF関根貴大は「今までやってきたことが出せなかった」と切り出し、今回の試合での問題点にも言及した。

 「後半はよりつながないといけないという意識が強くなって、自分たちのポジションもどんどん下がってしまった。前の選手は張っていたけど、その他の選手が自陣に下りてしまって、自分たちでスペースを潰してしまっている形だった。前半45分に失点してしまった焦りがあったのかもしれない」

 これで3年連続で開幕ダッシュに失敗。ただ、手応えを感じた攻撃の形があったのも確かだ。「自分がニアに入っていった(前半25分の)シーンもそうですけど、ああいうシーンをシメージして試合を通して(攻撃を)作れれば良かった」。昨季は2連敗でスタートしたが、その後に4連勝を記録した。見つかった課題と手応えを道しるべに、信じる道を進むしかない。

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