なでしこ池田監督の采配的中!先発抜てきの北川&上野が先制点絡む「自分の良さを出してくれた」

2024年02月28日 22:25

サッカー

なでしこ池田監督の采配的中!先発抜てきの北川&上野が先制点絡む「自分の良さを出してくれた」
<日本・北朝鮮>抱き合って喜ぶ池田監督(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【パリ五輪アジア最終予選   日本2―1北朝鮮 ( 2024年2月28日    国立 )】 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク8位)は28日、東京・国立競技場で北朝鮮(同9位)と対戦。パリ切符が懸かった大一番は、前半26分にDF高橋はな(24=三菱重工浦和)が先制ゴールを決めると、後半31分にはMF藤野あおば(20=日テレ東京V)がチーム2点目を頭で叩きこんで北朝鮮との激闘を2―1で制し、2大会連続6度目の五輪出場を決めた。
 0―0で引き分けた第1戦の先発メンバーから2人を変更し、池田太監督(53)はMF北川ひかる(26=INAC神戸)とFW上野真実(27=広島)を起用。北川は追加招集で、2人とも22年のE―1選手権以来約1年半ぶりの代表選出だった。

 池田監督は北川起用の理由について「左サイドウイングバックのポジションで、左利きですので、持ち方、キックの質、クロスの質、そういった部分は、WEリーグでも見せてくれてましたし、またそういった部分も良さが出るのではないか」と説明。

 上野については「相手のディフェンスと、中盤のラインで受けるタイミングとか、そういったところは所属チームでも良さは見えてましたし、高い技術力、そういうのもあった」とし、「前線のコンビネーション、今回1トップは田中選手でしたけど、田中選手を孤立させないためにも、彼女の良さが出るんじゃないかなと」と狙いを語った。

 前半26分の先制点は、北川が蹴ったFKが起点となり、上野が頭でつなぐと田中美南のヘディングシュートが枠に当たったところを高橋はなが押し込んだ。得点に絡んで大一番の起用に応えた北川と上野について、指揮官は「チームの狙いと自分の良さを出してくれたと思っています」と賛辞を送っていた。

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