新潟・宮本「次はゴール」 初J1で開幕戦いきなりアシスト 連勝かけ3・2G大阪戦

2024年02月28日 04:44

サッカー

新潟・宮本「次はゴール」 初J1で開幕戦いきなりアシスト 連勝かけ3・2G大阪戦
G大阪戦でゴールを狙う宮本 Photo By スポニチ
 J1新潟はオフ明けの27日、聖籠町のアルビレッジで3月2日のアウェーG大阪戦に向けた練習を開始した。J2いわきから加入し、開幕戦の鳥栖戦でJ1初出場ながら1アシストをマークしたMF宮本英治(25)は、2戦連続出場に加え、より攻撃的なスタイルを見せてJ1初ゴールでチームを連勝に導くつもりだ。
 勝ち点3を持ち帰り新潟での練習を再開した選手たち。強風と寒さの中でも、その表情は生き生きしていた。開幕節の前半アディショナルタイムにFW谷口の同点弾をアシストした宮本は「本当に勝利で終えられて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 北九州市出身で鳥栖には両親、弟、祖父母が応援に駆けつけてくれた。試合後は家族と話す時間もなかったが「自分が夢見ていた(J1の)舞台を親の前で見せられて親孝行になった。家族は小さい頃から後押ししてくれていたので、夢がかなっている姿を見せられて良かった」とうれしそうだった。

 J2いわき時代のチームメートもSNSを通じて初出場を祝福してくれたという。「みんな自分がいきなりJ1で試合に出られると思っていなかったみたいで、ビックリしてました。チームが変わっても刺激し合えるといい」。だが、常に刺激を与える存在として活躍するには、これだけで満足できない。

 鳥栖戦では2本のシュートを放ったが、いずれも枠を捉えられなかった。「ちょっと上に行きすぎた。次はもっと下の方に」と今節での修正を誓う。さらに「攻撃的な部分は自分の良さでもあるのでもっと出していきたい。次はゴールを決めたい」。ボランチとして相手の攻撃の芽を摘む守備で存在を発揮しながら、攻撃参加するアグレッシブさをどんどん出していくつもりだ。

 G大阪とは沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプでの練習試合で対戦し、2―1で勝利している。宮本は3本目からの出場だったが「あのときよりもビルドアップの加わり方や、チームメートの特徴が分かっているので、もっとやれる」と自信を持っている。いわきがJFLだった21年から1年ずつJ3、J2とステージを変え、一気にJ1まで駆け上がった宮本が目指すのは“てっぺん”だけだ。

おすすめテーマ

2024年02月28日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム