東京V山田楓、次戦浦和戦へ向けて「真っ赤なサポーターを黙らせるのはおれしかいないと思っている」

2024年02月28日 17:41

サッカー

東京V山田楓、次戦浦和戦へ向けて「真っ赤なサポーターを黙らせるのはおれしかいないと思っている」
山田楓のゴールパフォーマンス Photo By スポニチ
 開幕戦の横浜戦(国立)でFKを直接決めたMF山田楓喜(22)が次戦埼玉スタジアムでの浦和戦へ向けて自信を見せた。「あの真っ赤なサポーターを黙らせるのはおれしかいないと思っている。点を取って目に見える結果も出しつつ、チームも勝たないと意味がない」横浜戦は終盤で逆転されて敗れただけに、今季初勝利と、2戦連発を約束した。
 京都から期限付き移籍のパリ五輪世代。「自分の特徴はハードワークや戦う姿勢。ずっとシンプルにし続けるのも特徴」という。ゴールが狙えるMFとして東京Vでがっちりとポジションを確保した。

 開幕戦では前半7分にゴール右からFKを直接決めた。「あそこに立ったら、入る気しかしなかった。瞬間入るなと、絶対に打とうと」振りかえる。東京VはJリーグ開幕時、ラモス瑠偉や三浦知良、武田修宏ら思ったことをズバズバ言ってしっかり結果を出す有言実行で知られていた。ヴェルディ育ちではないが、その伝統を受け継ぐ選手の出現だ。

 FKを決めた後、右目を押さえるポーズを見せたが、これは知人の子供がやっていたのを譲り受けて、「ゴールを決めたらやるから」と約束していたもの。今後もやっていく予定で、ポーズの名前は「募集しようかな」という。

 パリ五輪へ向けても、横浜戦は大岩監督が視察していたが、「見に来ていたのは、試合後に知った。見に来てくれるのうれしいし、このチームで活躍して試合に出て勝たすことが一番の使命」と、まずはチームを勝たせてからという。頼もしい男の出現はチームにもエネルギーを与えそうだ。

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