気温や気圧の急変化「天気痛」にご注意を 愛知医科大学客員教授・佐藤純氏
2024年02月21日 05:30
社会
「天気痛予報」を発表しているウェザーニュースによると、気温のアップダウンが大きいと気圧の変動も大きくなり、この先1週間は低気圧や前線による気圧変化の影響も加わり、天気痛リスクが高い日が続くという。
天気痛の症状が出やすい予報が出ている場合には、抗めまい薬や、めまいを抑える「五苓散(ごれいさん)」といった、漢方薬の服用などが有効としている。
≪お勧めは耳マッサージ≫ 佐藤氏は天気痛対策に、自ら考案した「くるくる耳マッサージ」を勧めている。やり方は以下の通り。
(1)耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る。
(2)そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5度回す。
(3)耳を包むように上下から折り曲げ5秒間キープ。
(4)耳全体を、手のひらで覆い、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5度回す。耳周辺の血行が良くなることで、症状を予防・緩和できるという。