愛知医大、共テ利用入試で判定ミス 謝罪 80人が追加合格も…追試日が国公立大前期試験日 受験者に波紋

2024年02月21日 11:03

社会

 愛知医科大学(愛知・長久手市)は20日、大学入学共通テストを利用した入試選抜について、判定ミスがあったとして謝罪した。
 同大は、2月8日に行われた、大学入学共通テストを利用した選抜(前期)における第2次試験受験資格者について、判定ミスがあったと発表した。

 「大学入試センター」から提供された出願者の個人成績を同大所定の様式に展開する際、パソコンの操作ミスにより、一部の受験生の得点が実際の得点よりも低く置き換わっていた科目が発生。これより、第2次試験受験資格者となるべきところ「不合格」の判定になっていた受験者が80名いたことが判明したという。

 該当する80人には「第2次試験受験資格者として個別に電話及びメールにてご連絡します。また、大学ホームページ・web合否照会システムに訂正後の判定結果を掲載しましたのでご確認ください」と説明。

 続けて「なお第2次試験は、令和6年2月22日(木)に実施します」と第2次試験の日程に変更はないとした上で、今回該当した80人のうち「当日に来学できない方に対しては、令和6年2月25日(日)に第2試験日を設定します」と発表。

 「受験生並びに関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後は入試資料のチェック体制を見直し,強化を図ります」と今後の対策について記した。

 同大が設定した2月25日は、国公立大学の前期試験と重なるため、ネット上では「自分のミスなのに国立の日にぶつけて来るとか…」「国立大の入試の日に、愛知医大の2次を受ける(国立は諦める)or国立大の入試へ行き、愛知医大は諦める 究極の選択すぎるだろ…」「こんなことある!?」とさまざまな意見があがった。

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