法大アメフト部員3人 大麻陽性疑い 警視庁の検査では全員が陰性と判定

2024年02月21日 05:30

社会

 法大アメリカンフットボール部で、男子部員3人が大学側の大麻使用の尿検査で陽性を疑われる反応を示していたことが20日、分かった。
 法大広報課によると、今月上旬に部員1人の大麻使用情報が部の指導者に寄せられた。当該部員は否定したが、法大は全部員を対象に薬物使用に関する調査を開始。17日に部員と保護者にオンライン説明会を行い、アスリート向けドーピング検査用の市販キットを使い、全部員に尿検査を実施した。

 19日には大学職員が陽性の疑いがあった部員とともに警視庁を訪れたが、警視庁の検査では全員が陰性と判定された。法大は19、20日にも改めて全部員から個別に聞き取りを行った。

 法大広報課は「警察の検査で陰性が確認され、具体的な物証があったわけでもないので、現段階では処分は考えていない。アメフト部は寮がなく、全員が自宅か下宿。組織的に行っていたというふうには認識していない」としている。

 法大アメフト部は昨年12月の甲子園ボウルに出場した強豪。違法薬物を巡っては日大アメフト部、東農大ボクシング部で逮捕者が出ており、日大アメフト部は廃部となった。

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