「カメムシ大量発生」トレンド1位、香川では例年の94倍で注意報発表 ネット「まじ無理」「これヤバい」

2024年05月02日 18:51

社会

 ワード「カメムシ大量発生」が2日午後、X(旧ツイッター)で急上昇し、トレンド1位となった。香川県が1日、県内主要果樹の桃、梅、キウイフルーツなどに被害を及ぼす「果樹カメムシ類」が大量発生しているとして、県内全域にカメムシ注意報(病害虫発生予察注意報第1号)を出し、同県の果樹カメムシ類の注意報は2022年5月以来2年ぶり。兵庫県は2日、県内全域に注意報を出した。
 インターネット上では、「めちゃくちゃヤバそー」「他の注意報も嫌だけど、この注意報も嫌い!」「カメムシ大量発生とかいうワード見かけて気分悪くなった」「またあの地獄来るんか」「最悪wwwwwまじ無理」「これヤバい!」などの声が上がっている。

 香川県の発表によると、府中果樹研究所(坂出市府中町)で、果樹を加害する主要4種のカメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ、アオクサカメムシ)が大量発生。4月21~25日に、害虫をおびき寄せる「予察灯」に集まる数を調べたところ、254匹と平年の94倍で、このうちツヤアオカメムシは282倍だったという。

 同研究所は、今後、カメムシの活動が活発になるため、県内主要果樹である桃、梅、スモモ、アンズ、梨、キウイフルーツ、ブドウ、柿などで被害が多発することが懸念されるとしている。

 対策として、果樹を有袋栽培している場合は、できるだけ早期に袋かけを行うことや、施設栽培の場合は、開放口をネット(4ミリ目合い)で覆うとカメムシ類の侵入防止対策となること、防除薬剤は、主要農作物病害虫雑草防除指針、香川県監修の果樹病害虫防除暦を参考にすることなどを呼びかけている。

 一般的にカメムシは刺激しなければ、においを出すことはないとされている。

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