神田外語大など国内7つの全外国語大学で構成される全国外大連合は12日、東京都千代田区の神田外語学院で「ラグビーW杯2019国際交流入門講座」について記者会見を行った。高校生を対象とした同講座は7月16日の東京会場(神田外語学院)を皮切りに9月17日の札幌会場まで、アジア初開催となるラグビーW杯が行われる全国12都市で開催される。
ラグビーと国際交流に関する幅広い知識を身につけることを目的とした講座は受講料無料。内容は(1)ラグビーのルールや歴史、W杯の基礎知識(2)英語での道案内や緊急時の対応、おもてなしの英語(3)スペイン語、イタリア語など出場国の言葉――の3本柱となる。ラグビーW杯2019組織委員会・徳増浩司事務総長特別補佐(66)は「大会成功のカギは1人でも多くの方がこの大会に関わること。将来を担う高校生に、W杯のもつ意義を直接伝えられる機会ができたことは素晴らしい」と期待した。