春日野巡業部長 救命女性への場内放送「不適切だった」 救急時マニュアル作成へ

2018年04月05日 12:17

相撲

 大相撲姫路巡業が5日、姫路市で行われた。前日4日の京都府舞鶴巡業で、あいさつ中に土俵上で突然倒れた多々見良三舞鶴市長(67)を救急措置のために土俵に上がった女性に対し、土俵から降りるように場内放送があり、波紋を広げていたことに春日野巡業部長(元関脇・栃乃和歌)は「正直、想定外のことで、誰が看護士か分からなかった。人命にかかわることだが、対応にとまどってしまった」と説明。「不適切だったが、今後、本場所でも起こるかもしれないので、こういうことも想定しながらやっていきたい」と救急の場合のマニュアルつくりなど検討していくとした。
 ネットでは、土俵上で倒れた市長に駆け寄った女性らしき人物が、心臓マッサージのような措置をする様子が動画でアップされている。その間、「女性の方は土俵から降りてください」という声が数回、聞こえている。

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