片山 逆転Vへ3差、11番トリプルボギー直後怒とう追い上げ

2018年04月22日 05:30

ゴルフ

片山 逆転Vへ3差、11番トリプルボギー直後怒とう追い上げ
パナソニックOP第3日 18番、バンカーから3打目を放ち、のけぞって声を上げる片山 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー パナソニック・オープン第3日 ( 2018年4月21日    大阪府 茨木CC西C=7343ヤード、パー71 )】 外国勢が上位を占める中、永久シード保持者の片山晋呉(45=イーグルポイントGC)が70とスコアをまとめ、首位と3打差の通算9アンダー、3位と優勝戦線に踏みとどまった。67で回った韓国の金亨成(37=福住ピーニング工業)が通算12アンダーの単独首位に浮上。石川遼(26=CASIO)はこの日ワーストの76を叩き、通算イーブンパーの59位に後退した。
 首位に立った同組の金亨成が「半端ない」と驚嘆の声を上げたウルトラカムバック。それはツアー通算31勝を誇る片山自身が「記憶にない」を連発する特別な体験だった。

 首位に4打差で迎えた11番。第1打が左からの強風にさらわれてOBゾーンへ。痛恨のトリプルボギー。この時点で首位との差は7打に開いた。だが、ゴルフの神様は努力と創意工夫で第一線にかじり付く45歳の男を見捨てなかった。

 直後の12番で2メートルのバーディーパットを沈め、続く13番では残り203ヤードの第2打を6Uでピン奥6メートルにつけてイーグル。その後もバーディーを重ね、最終日の逆転優勝に望みをつないだ。

 40歳を過ぎてよく思うことがある。「幸せなのかもな」。ジュニア時代からの好敵手が次々に第一線から消えていく。石川を筆頭に20代の若手が台頭してくる中「この場所が好きだ」とツアーへの愛着はさらに強くなった。

 2週連続の最終日最終組。「何かあると信じて」。尾崎直道に並ぶ歴代4位のツアー通算32勝へ。勝利の予感に胸は高鳴っている。

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