桐生 9秒台後初の100は10秒26、最下位も納得の表情

2018年05月13日 05:30

陸上

桐生 9秒台後初の100は10秒26、最下位も納得の表情
陸上DL上海大会男子100メートル 10秒26で最下位の9位だった桐生(左端) Photo By 共同
 【陸上ダイヤモンドリーグ上海大会 ( 2018年5月12日    中国・上海スタジアム )】 男子100メートルに出場した桐生祥秀(22=日本生命)は10秒26で最下位の9位に終わった。9秒98の日本記録を出した後、初めての100メートル。出場メンバー9人中7人が9秒台を持つハイレベルなレースで、結果は最下位だった。それでも納得の表情を浮かべた。
 「力んだわけではなく最後まで自分のレース展開ができた」

 中盤まで前にいた。終盤にかわされたが、競ったときに体が反る癖が出なかったことを収穫に挙げた。「最下位からのスタート。上がるしかない」。20日のセイコー・ゴールデングランプリ以降の反攻を誓った。中国入りした11日は、現地メディアから取材を受けた。昨年9月に9秒98を出し、注目度が高くなっていた。今季は夏以降に照準を合わせている22歳。世界トップクラスのスピードを体感した桐生の今季は、まだ始まったばかりだ。

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