部屋一丸でつかんだ大関昇進
2018年06月05日 10:00
相撲
これだけ長い間、隆盛を極められるのは師匠の指導、スカウトの充実によるものも大きい。驚かされるのは、部屋付きの親方の多さだ。所属は、富士ケ根親方(元小結・大善)、竹縄親方(元関脇・栃乃洋)、二十山親方(元小結・栃乃花)、三保ケ関親方(元幕内・栃栄)、岩友親方(元幕内・木村山)、待乳山(元小結・播竜山)の6人。四つ相撲、突き押しなど多士済々の面々がそろう。師匠の教えはもちろん、稽古場などで熱心な指導が弟子たちの成長を支える。岩友親方は引退して4年が経つというのに、まわしを締めて栃ノ心に胸を出しているという。
幕下以下でも埼玉栄高出身の塚原ら有望株もスタンバイ。久々の大関昇進でさらに活気が出ることは間違いない。
余談だが、栃ノ心の本名はレバニ・ゴルガゼ。この名前を見て、ある料理が思い浮かび、付け人に聞いてみた。「レバニはレバニラが好きみたいですよ」。入門当時の岩手合宿で、当時は食べることが許されていた生レバーをひたすら食べていたエピソードがある。もっとも、今は納豆が大好物。「レバニではなく、“粘り”」でした。(専門委員)
◆黒田 健司郎(くろだ・けんしろう) 1990年入社。愛知県出身。競馬、サッカー、海外スポーツ、相撲、プロレス、モータースポーツ、野球(デスクですが)と担当し、現在はゴルフ。五輪系を残してコンプリート。空手は二段。
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