錦織下したティエム A・ズベレフも破って3年連続4強「さらにもう一歩踏み出したい」

2018年06月05日 23:38

テニス

錦織下したティエム A・ズベレフも破って3年連続4強「さらにもう一歩踏み出したい」
男子シングルス準々決勝でA・ズベレフに勝利したドミニク・ティエム(共同) Photo By 共同
 全仏オープンの男子シングルス準々決勝は5日に行われ、第7シードのドミニク・ティエム(24=オーストリア)が第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(21=ドイツ)を6―4、6―2、6―1で破って3年連続の4強入りを決めた。
 4回戦で錦織圭を下して勝ち上がったティエムはここまでの試合時間が9時間29分。一方のA・ズベレフは3戦連続フルセットで準々決勝にたどりつき、ティエムより2時間以上多い11時間57分を戦っていた。新世代対決として注目の一戦ではあったが、A・ズベレフはすでに肉体的に限界だった。

 第1セットから左太腿裏を気にする仕草を見せ、第2セット第5ゲーム終了後にタイムアウトをとってテーピングを受けた。ティエムは最後まで抵抗を見せるA・ズベレフを振り切ってストレート勝ち。「さすがに3試合連続で5セットを戦うのはしんどかったと思う」とライバルを気遣いつつ、「今年はさらにもう一歩踏み出したい」と頂点を見据えた。

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