未来夢 首位守り抜いた激闘24H 2位と1打差17番でイーグル

2019年06月09日 05:30

ゴルフ

未来夢 首位守り抜いた激闘24H 2位と1打差17番でイーグル
第2ラウンドの残りを1人でラウンドする堀川は笑顔(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 日本ゴルフツアー選手権森ビル杯第3日 ( 2019年6月8日    茨城県 宍戸ヒルズCC=7387ヤード、パー71 )】 堀川未来夢(26=Wave Energy)が前日のサスペンデッドで持ち越した6ホールを含む24ホールを消化し、通算12アンダーで単独首位を守った。首位で出た第3ラウンドは17番でイーグルを決めるなど68と伸ばしツアー初優勝に王手をかけた。堀川と同学年の今平周吾(26=フリー)が4打差の3位につけている。石川遼(27=CASIO)が68で回り通算イーブンパーの31位に浮上した。
 一撃で後続を突き放した。2位に1打差で迎えた17番。堀川が6Iで放った残り193ヤードの第2打はピン手前1メートルでワンバウンドしてカップに吸い込まれた。「歓声で入ったと分かりました。狙い通りのショット。明日につながります」。平均ストローク4・373の難易度1位のホールで、ど派手なイーグルを奪いツアー初Vへ力強く前進した。

 この日は午前6時40分からプレーを再開。同組の崔虎星(チェホソン)が右足痛で棄権したため残りを1人で回った。第2ラウンドを終えるとコース関係者の厚意で隣接するロッジの部屋で2時間30分ほど仮眠。日大時代の試合などで何度も利用した施設で「使ってもいいよと言われて、コースにいると休めないので、いったんしっかりスイッチを切ることができました」と感謝した。

 最終日は同い年の今平と最終組で回る。「最初はかなわないという気持ちがありましたけど(今は)苦手意識はあまりない」。勝てば5年シードとメジャーの全英オープンの出場資格を得られる日本タイトルをライバルの目の前で手にしてみせる。

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