【箱根駅伝 往路】古豪・明大は5位“時計見ない作戦”が奏功

2020年01月02日 15:48

駅伝

【箱根駅伝 往路】古豪・明大は5位“時計見ない作戦”が奏功
<箱根駅伝往路・小田原中継所>鈴木聖人(右)にたすきを渡す明大・金橋佳佑(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第96回東京箱根間往復大学駅伝・往路 ( 2020年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町、107・5キロ )】 第1回大会から出場する古豪・明大は5時間27分11秒で5位だった。
 山本監督は選手に腕時計を見ないように指示。「駅伝は流れ。前を向いていけば追いつく」。1区から区間10位、10位、7位、13位と区間順位は悪いものの、それぞれが好タイムをマーク。山上りの5区・鈴木(2年)は区間5位と力走し、従来の往路記録5時間26分31秒に迫った。

 指揮官は「予想よりもいい走り。上出来」と称える。復路は補欠に1万メートル27分台の記録を持つ阿部(4年)を回しており、当日変更での投入が決定的。「阿部が区間賞を取れれば。1つでも順位を上げたい」とさらなる上位進出を見据えた。

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