松山英樹 1差6位2日連続60台 9度目出場でV最接近“連戦”こなしてショットさえた

2020年11月15日 05:30

ゴルフ

松山英樹 1差6位2日連続60台 9度目出場でV最接近“連戦”こなしてショットさえた
第2R、1番でバーディーパットを外した松山 Photo By 共同
 【USPGAツアー マスターズ第2日 ( 2020年11月13日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )】 首位と3打差の10位で出た松山英樹(28=LEXUS)はスコアを4つ伸ばし、3ホールを残したところで日没サスペンデッドとなった。14日の再開後は3ホールともパーで、結局第2ラウンドはボギーなしの4バーディー、68で通算8アンダー。首位と1打差の6位につけ、優勝射程圏で週末を迎える。54位から出た今平周吾(28=フリー)は70で回り、通算2アンダーで初の予選通過を果たした。
 第1ラウンドは10位発進でも「全体的に悪かった」と辛口だった松山だが、第2ラウンドは「昨日に比べて全体的に少し良くなったので、いいプレーができた」と、はっきりとした口調で振り返った。

 小技で流れをつくった。バーディーを先行させた直後の3番パー4。第2打をグリーン手前に外したが、傾斜からふわりと上げて寄せ、2・5メートルのパーパットを決めた。第2打をミスしてグリーン右に外した5番も傾斜を読み、2メートルに寄せてパーセーブ。6番もパーオンできなかったが、しっかり60センチに寄せてパーでしのいだ。

 4ホールでグリーンを外した前半をボギーなしで乗り切り、後半のチャージにつなげた。難関の10番、13番で伸ばし、15番パー5の第1打をフェアウエーに運んだところで競技終了を告げるホーン。それでもプレーを続行し、3打目を2メートルに寄せてバーディーで締めた。14日の再開後、3ホールはすべてパー。18番は第2打をグリーン左に外したが、30センチに寄せるアプローチで魅せた。

 これまでメジャー前週は調整に専念することが多かったが、今回はヒューストン・オープンに出て2位。連戦は体に負担がかかるが、ショットなどの感覚は「試合に出ないと分からないことがある」という。正確なティーショットで、得意のアイアンショットをストレスなく打てる状況をつくることができているのが、快進撃の要因だ。

 2日連続の68をマークし通算8アンダー。首位の世界ランク1位、D・ジョンソン(米国)、同2位のラーム(スペイン)らとは1差。9度目のマスターズで、最も優勝に近い位置で週末を迎える。「いい位置で迎えるので頑張りたい」と静かに闘志を燃やしている。

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