乾・吉田組が新演目「進化」初披露 井村節さく裂「同調性ない」

2020年11月15日 05:30

アーティスティックスイミング

乾・吉田組が新演目「進化」初披露 井村節さく裂「同調性ない」
デュエット・フリールーティンで演技を行う乾(左)、吉田組 Photo By 代表撮影=共同
 【アーティスティックスイミング 日本選手権第3日 ( 2020年11月14日    山口きらら博記念公園 )】 デュエット・フリールーティン(FR)に東京五輪代表の乾友紀子(29=井村ク)吉田萌(25=ザ・クラブピア88)組がオープン参加した。新演目の「進化」を初披露し、93・8667点だった。15日の最終日を残し、日本代表の演技は全て終了。井村雅代ヘッドコーチ(70)は大会を辛口で総括し、チーム、デュエットともにさらなる奮起を促した。
 デュエットFRの新演目はロボットから人間への進化がテーマ。体力と技術を要する高難度のプログラムだ。井村ヘッドコーチは「出来は悪かった。2人の同調性がなく、技術の差も見えた」とバッサリ。前日のテクニカルルーティン後はエース乾との差を詰めつつある吉田を褒めたが「ちょっと認められれば油断する。未熟の一言」と厳しかった。

 ダメ出しは前日に演技を終えた8人で構成されるチームにも及んだ。個々が責任感を欠く状況に「チームの選手は精神的に甘い。悪い意味の仲間意識があり、8分の1になりたがる。五輪で本当にメダルを獲りたいのか問いたい」と指摘した。今大会は昨夏の世界選手権以来1年4カ月ぶりの実戦。“井村節”も戻り、TOKYOへの強化が本格化する。

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