聖隷クリストファー6年ぶり聖地1勝 内藤主将、死力尽くした24点
2021年01月06日 09:36
バレーボール
第1セット途中からサーブをフローターからジャンプに変えて乗った。20―22からはサイドからのワンマンショーで逆転先取。第2セットは取り返されたが、第3セットに入って再び息を吹き返す。すでに女子の富士見が敗戦していたこもあり「静岡県大会でやれる環境を整えようと準備してくれた人たちがたくさんいた。男女敗退ではその人たちに申し訳ない」と気力を振り絞った。アタックのトータル決定本数24本。まさに意地だった。
「春高全国の舞台は全然違いました。聖隷に来たことが人生の転機になっています」
サブアリーナとはいえ、夢にまで見たオレンジコートで実力以上の能力を発揮。その上でバーチャル観戦していた「迷惑を掛けてきたお母さん(紀子さん)もきっと喜んでくれていると思います」と笑った。中学時代は自称「やんちゃ」。3年の11月に聖隷から誘いがなかったら「高校へ行く気もなかったし、就職するつもりでした」と明かした。入学1年目は「やめたい」と何度も田川明浩監督(53)を困らせ、最長で1日3時間説得されたことも。今となってはそれも良い思い出だ。自信が付いた2年からは「俺にはバレーが必要」とチームのためだけにコートに立ってきた。
指揮官は「理央(内藤)は十分だったと思うし、もっとできる」と頼もしげ。6日の2回戦も高さのある強豪の市尼崎戦に向かっていくだけだ。 (小澤 秀人)
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