男子100キロ超級で20歳の斉藤が優勝 90キロ級は村尾がV

2022年12月24日 04:55

柔道

男子100キロ超級で20歳の斉藤が優勝 90キロ級は村尾がV
男子100キロ超級決勝でラヒモフを抑え込む斉藤立(上)(国際柔道連盟提供) Photo By 共同
 柔道のマスターズ大会最終日は22日、イスラエル・エルサレムで男女計5階級が行われ、男子は100キロ超級で世界選手権2位の斉藤立(国士舘大)と90キロ級の村尾三四郎(東海大)が優勝した。
 20歳の斉藤が地力の高さを見せ、5試合を制した。世界ランキング1位のラヒモフ(タジキスタン)との決勝は積極的に技を仕掛けてペースを握り、終了間際に抑え込んで一本勝ち。にやりと笑い、喜びをかみしめた。患部は明かしていないが、11月に負傷。今月上旬のグランドスラム東京大会は欠場し、今大会に照準を定めた。「泥くさくても結果を求める」と勝利を追求した。ライバルの影浦が3位にとどまる一方で頂点に立ち、初制覇を目指す来年の世界選手権の代表切符を大きく引き寄せた。

 女子78キロ超級で東京五輪覇者の素根輝(パーク24)、男子100キロ超級の影浦心(日本中央競馬会)は3位。男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(了徳寺大職)は1回戦で敗退した。マスターズは五輪、世界選手権に次ぐ格付けの高さ。来年5月の世界選手権(ドーハ)日本代表選考大会の一つで、25日の全日本柔道連盟強化委員会で代表選手が協議される。

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