乙黒拓斗が決勝進出 1年4カ月ぶり実戦も「いつもと変わったところはなかった」

2022年12月24日 13:48

レスリング

乙黒拓斗が決勝進出 1年4カ月ぶり実戦も「いつもと変わったところはなかった」
<レスリング全日本選手権 3日目>男子フリースタイル65キロ級準決勝、相手を攻める乙黒(右)(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【レスリング全日本選手権第3日 ( 2022年12月24日    東京・駒沢体育館 )】 男子フリースタイル65キロ級は、東京五輪金メダリストの乙黒拓斗(自衛隊)が初戦の準々決勝、続く準決勝と2連勝し、あす25日の決勝進出を決めた。乙黒拓は同五輪以来、1年4カ月ぶりの実戦復帰。
 初戦で宇藤憲峰(近大)をテクニカルフォールで破った乙黒拓は、準決勝でも荻野海志(山梨学院大)に付け入る隙を与えず、2試合連続無失点でテクニカルフォール勝ち。「1戦目は手堅くいきすぎたが、2戦目は本来のレスリングができた。まずまずいい動きだった」と淡々と振り返った。長期ブランクはこれまでも経験があり、「経験があるので、いつもと変わったところはなかった」と話した。

 大会は来年の世界選手権の代表選考会を兼ねて行われている。今大会と来年6月の全日本選抜選手権に優勝すると、代表に決定。世界選手権でメダルを獲得すれば、24年パリ五輪代表に決まる。五輪2連覇に向けて負けられない明日の決勝へ、「まずは全日本を勝ちきる。大切な試合だが、弱気にならず強気でいきたい」と意気込んだ。

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