三原舞依、感涙2位 初の日本一届かずも世界選手権代表確実に

2022年12月24日 21:20

フィギュアスケート

三原舞依、感涙2位 初の日本一届かずも世界選手権代表確実に
<全日本フィギュア女子フリー>左から三原舞依、坂本花織、島田麻央(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2022年12月24日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )】 今季のグランプリ(GP)ファイナル女王の三原舞依(シスメックス)がフリー145・23点、合計219・93点として8度目の全日本で自己最高の2位に入った。
 序盤の3回転ルッツの着氷でやや詰まったものの、最後までほぼノーミスの演技を披露。演技を終えると目を潤ませ、万感の表情で両腕を振り下ろした。

 22日のショートプログラム(SP)は74・70点で2位発進。首位で同門の坂本花織と3・09点差で迎えたクリスマスイブのフリーで、逆転戴冠はならなかったが、来年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の代表入りを確実にした。

 19―20年シーズンは体調不良により全休。復帰してから着実に前進し、昨年の全日本選手権では4位に入ったが、北京五輪切符に届かなかった。「どん底だったので。悲しいだけじゃなくて、そこで自分ができなかったことが凄く悔しいなと思って…」。悔しさを胸に、今季はGPシリーズを連勝してファイナルも制覇。強さを増す23歳が、次は世界の頂を狙う。

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