ネッツが2季ぶりの8連勝 強敵バックスを撃破 渡辺は5得点 3Pは1本成功

2022年12月24日 12:04

バスケット

ネッツが2季ぶりの8連勝 強敵バックスを撃破 渡辺は5得点 3Pは1本成功
バックスのカーターをマークするネッツの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体4位のネッツは23日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で同1位のバックスと対戦。118―100(前半60―47)で勝利を収めて2シーズンぶりの8連勝を飾り、今季の成績を21勝12敗とした。
 ケビン・デュラント(34)が24得点、カイリー・アービング(30)が18得点、センターのニック・クラクストン(23)はフィールドゴール(FG)を10本中9本成功させて19得点を稼ぎ、ベン・シモンズ(26)も12得点、11リバウンド、8アシスト、3スティールをマークするなど先発全員を含む6選手が2ケタ得点。ホームでは今季12勝5敗で、このカードでは3試合ぶりに白星を挙げた。

 右太腿に不安を抱える渡辺雄太(28)は当初「出場微妙」とされていたがコートに登場。先発フォワードのジョー・ハリス(31)が膝を痛めて欠場していたこともあって第2Qではほぼフル出場を果たしたが、前半で唯一放ったシュート(左コーナーからの3点シュート)はリングに嫌われた。

 第4Q1分34秒、自身のスティールから速攻に持ち込み、相手の反則で得たフリースローを2本とも決めてようやく初得点。残り1分1秒には右のコーナーから3点シュートを成功させ、25分の出場で5得点、2リバウンド、1スティールを記録した。

 渡辺は今季20試合に出場して平均8・0得点、3・0リバウンド。3点シュートの成功率は53・3%(60本中32本)で、現時点でこの部門でリーグ1位となっているルーク・ケナード(26=クリッパーズ)の48・9%(90本中45本)を上回っているが、成功規定本数(試合数分)には1本不足している。

 バックスは連敗で22勝10敗。19日のペリカンズ戦で42得点、21日のキャバリアーズ戦で今季自己最多の45得点をマークしていたヤニス・アデトクンボ(28)は26得点と13リバウンド、7アシストを記録したが、ターンオーバーも7回。後半では勝機を見いだせなかった。

 なお東地区全体2位のセルティクスがティンバーウルブスに勝って23勝10敗としたために、バックスは首位の座をセルティクスに譲っている。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場1分48秒=シュート機会なし)
 ▼第2Q(出場11分54秒=無得点)
(1)8分55秒・左コーナーからステップバックして3点シュート=×
 ▼第3Q(出場2分35秒=シュート機会なし)
 ▼第4Q(出場6分43秒=5得点)
*1分34秒・フリースロー2本=○○
(2)10分6秒・正面からドライブしてランニング・ステップでシュート=×
(3)10分59秒・右コーナーから3点シュート=○(アシスト・サムナー)

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