BL東京が今季初勝利 17―7でBR東京相手に逃げ切り 新音響システムも採用

2022年12月24日 16:16

ラグビー

BL東京が今季初勝利 17―7でBR東京相手に逃げ切り 新音響システムも採用
<BL東京・BR東京>前半、小川がタックルされながらも1回転してトライを決める(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第2節   BL東京17―7BR東京 ( 2022年12月24日    味スタ )】 今季ホーム初戦の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)がリコーブラックラムズ東京(BR東京)に17―7(前半10―0)で勝ち、開幕2戦目で初勝利を挙げた。BR東京は開幕2連敗。第3節はBL東京が来年1月7日に静岡ブルーレヴズ(等々力)と、BR東京は同8日にトヨタヴェルブリッツ(豊田ス)と対戦する。
 BL東京は前半2分、最初の相手反則でSOトム・テイラーがPGを狙い3―0と先行。同4分には中央スクラムからNo・8リーチ・マイケルが飛び出し、パスダミーで裏へ抜けてチャンスメーク。SH小川高廣が右中間へ飛び込んで10―0とリードした。その後も安定したセットプレーを軸にエリアを支配したが、パワーランナーを内、外と縦に走らせるアタックにBR東京が対応して粘り強く守り、ターンオーバーを重ねて前半は追加点を許さなかった。

 序盤のミスや反則でペースをつかめず、前半は自陣に釘付けとなっていたBR東京は後半10分に正面約24メートルのPGをSOアイザック・ルーカスが失敗。逆にBL東京は同14分、左ゴール前ラインアウトからモールをインゴールへ押し込み、ペナルティートライの判定となって17―0とリードを広げた。No・8ネイサン・ヒューズが故意の反則でシンビン(10分か退場)となり、1人少ない時間帯を無失点で耐えたBR東京は同25分、ラックサイドからルーカスが裏へ抜けて独走。ポスト下へトライを決めて17―7とした。BL東京は同33分にフランカー佐々木剛が危険なプレーでシンビンとなったが、数的不利の状態でBR東京の反撃に耐えて逃げ切った。

 試合では、ピッチ上で選手同士がぶつかり合う音などを高性能マイクで集音し、スピーカーで会場内に流す新音響システム「リアル・グラウンド・システム」を採用。リーチが“バチン”と激しく当たったタックル音が響くなど、臨場感をより増幅させる演出で観客を楽しませた。

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