2人の五輪女王が相次いで敗戦の波乱 レスリング全日本選手権

2022年12月24日 14:58

レスリング

2人の五輪女王が相次いで敗戦の波乱 レスリング全日本選手権
<レスリング全日本選手権 3日目>女子53キロ級準決勝、敗戦し悔しそうな表情を浮かべる志土地(左)(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【レスリング全日本選手権第3日 ( 2022年12月24日    東京・駒沢体育館 )】 女子53キロ級準決勝で、東京五輪金メダリストの志土地(旧姓・向田)真優(ジェイテクト)が奥野春菜(自衛隊)に1―3で敗れた。また、同62キロ級準決勝でも東京五輪女王の川井友香子(サントリービバレッジソリューション)が元木咲良(育英大)に2―9で敗戦。2人の五輪女王がいずれも準決勝で敗れる波乱があった。
 女子53キロ級準決勝のもう1試合は、21年の世界女王で公式戦105連勝となった藤波朱理(日体大)が勝利。志土地との初対戦に期待が高まったが、17、18年の世界選手権を制している奥野が意地を見せた。

 一方の川井は10月に痛めた腰痛を再発。準決勝は1人で立ち上がれず、姉でセコンドに付いた金城梨紗子らに抱えられてマットを下りた。準決勝のもう1試合では今年の世界選手権を制した尾崎野乃香(慶大)が勝ち上がっており、こちらも注目の対戦が実現しない結果となった。

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