関東高校ゴルフ選手権冬季大会　男子・小林、女子・飯島が優勝

2022年12月25日 04:01

ゴルフ

【スポニチ主催　令和4年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会最終日（ 2022年12月24日千葉県　一の宮CC＝男子6499ヤード、女子6264ヤード、共にパー71 ）】女子初日の残りと第2ラウンドが行われ、男子は2打差を追った小林翔音（千葉・西武台千葉2年）が67と伸ばし通算1オーバーの143で逆転で制した。女子は初日首位の飯島早織（茨城・ルネサンス2年）が72で回り、通算5オーバーの147で逃げ切った。なおシード選手を除く男子41人、女子36人が来年3月の全国大会（兵庫・オリムピックGC、三木よかわCC）に進んだ。

　≪諦めず2差逆転≫男子は6位から逆転優勝の小林は「諦めないプレーができた」と勝因を挙げた。初日は1番のトリプルボギーに始まり、OB、池ポチャにも見舞われながら76と踏ん張り、最終日の67につなげ「優勝は狙ってきたのでうれしい」と笑顔を見せた。東京・金町在住で兄・大河も日大で活躍中。1メートル77、65キロ。パワー強化のためトレーニング、食事で4キロ増を目指している。今春の全国大会は9位だが「今の力では全国で勝てないので、ショットの再現性を高めたい」を冬場の課題に挙げた。

　≪1差で逃げ切り≫女子は2日間とも強風に悩まされ、飯島も「自分のスコアがいいのか悪いのか」とホールアウト後も首をかしげていたが、1打差の逃げ切りに「関東レベルでの優勝は初めてなのでうれしい」と笑顔を見せた。最終日は「ボギーを打たない」と言い聞かせ、特訓中のアプローチで3ボギーに抑えた。茨城・水戸育ちで、米ツアーで活躍する畑岡奈紗と同じルネサンス高に進学。来春の全国大会では優勝を狙い、その後は秋に予定されるプロテスト合格を目指す。