ラグビー「東京ダービー」BLに軍配 リーチが攻守で初勝利に貢献

2022年12月25日 04:11

ラグビー

ラグビー「東京ダービー」BLに軍配 リーチが攻守で初勝利に貢献
<BL東京・BR東京>前半、ルーカス(左)をがっちりと止めるリーチ(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第2節   BL東京17ー7BR東京 ( 2022年12月24日    味スタ )】 2試合が行われ、BL東京と神戸が今季初勝利を挙げた。BL東京はNo・8の日本代表リーチ・マイケル(34)の活躍などでBR東京に17―7で勝利。神戸は今季1部昇格の花園とトライ数9対5のハイスコアゲームを58―36で制した。BR東京と花園は2連敗となった。
 今季、6番(フランカー)からNo・8に変わったリーチがホーム初戦でキレキレの動きを披露した。3―0の前半4分、敵陣でのスクラムから仕掛け、パスダミーとステップで裏へ抜けて約30メートルを突破。SH小川主将のトライへつなげると、相手SOルーカスをつぶすタックルなど守りでも初勝利に貢献した。「調子がかなり上がってきている。8番はボールが回ってくるので楽しい」と話すリーチに、小川も「俺に(ボールを)くれという感じでワークレートも高い。良い時のマイケル」と同調した。

 リーチがNo・8で自由に動けるのはフッカー原田、ロックのディアンズ、フランカー伊藤ら若手の成長が一因だ。この日もスクラムで反則を誘い、ラインアウトでは相手ボールを奪うなどFWが試合を支配。接点で絡まれて最後の精度こそ欠いたが、リーチは「東芝(BL東京)らしいラインアウト、モール、セットプレーの強さがあると試合が全然違ってくる」と手応え十分の様子だった。

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