×

静岡は逆転負けで開幕2連敗も 昨季王者の埼玉に1点差追いつめた

2022年12月25日 20:07

ラグビー

静岡は逆転負けで開幕2連敗も 昨季王者の埼玉に1点差追いつめた
<静岡BR・埼玉>静岡BRはホスト開幕戦を飾れず、連敗発進に無念の表情 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第2節   静岡14―15埼玉 ( 2022年12月25日    静岡・ヤマハスタジアム )】 静岡は開幕戦に続く逆転負けで、今季ホスト(ホーム)ゲーム初戦を飾ることはできなかった。
 相手ボールスクラムで反則を誘ってチャンスを得ると前半13分にラインアウトモールを押し、フランカー庄司拓馬(24)が右中間に先制トライ。7―8と逆転されたが、WTB矢富洋則(27)の好走が起点となり、後半11分に再びモールを押し込みフッカー日野剛志(32)のトライで再逆転。FB奥村翔(24)のゴールで14―8と点差を広げたが、矢富洋の好タッチキックで得たマイボールラインアウトでボールを失うなど「ダメ押し」ができず、25―26だった昨季に続き1点差で敗れた。

 ホストゲーム初戦を記念して歌手の小柳ゆきが来場。試合前に代表曲「あなたのキスを数えましょう」などを熱唱したのに続く、昨季王者をあと一歩まで追い詰める好勝負に9443人の観衆の大半を占めた静岡ファンからは大きな拍手が贈られた。

 矢富洋はスタンドの後押しに感謝しながら「もっとできたと思います」。今季からホストゲーム毎試合に子供と保護者5組10人を招待する「ひのたけシート」を設けた日野は「初陣」で白星をクリスマスプレゼントにできず残念がったが「次は勝利を届けられるように」と視線を上げた。

 堀川隆延ヘッドコーチ(49)は「自分たちのスタイルを信じて戦った選手を誇りに思います」と2戦連続の勝ち点1確保を前向きに捉えた。

おすすめテーマ

スポーツの2022年12月25日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム