宇野昌磨、3年ぶり5度目の日本一 前半ミスも「失敗しても焦ることなく」後半に意地の4回転2発

2022年12月25日 21:16

フィギュアスケート

宇野昌磨、3年ぶり5度目の日本一 前半ミスも「失敗しても焦ることなく」後半に意地の4回転2発
男子フリーで演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2022年12月25日    東和薬品ラクタブドーム )】 男子の昨季世界選手権王者で、今季のGPファイナルを制した宇野昌磨(トヨタ自動車)が、3年ぶり5度目の日本一に輝いた。フリーで191・28点、合計を291・73点とした。来年3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の代表にも決まった。
 冒頭の4回転ループは完璧に決めたが、続く4回転サルコーが2回転に。4回転フリップでは転倒した。だが、演技後半にトーループの4―3回転、トーループの4―2回転を決めて立て直した。

 「前半練習でしないミスが出たけど、失敗しても焦ることなく、どう跳ぶか落ち着いてできた。前半失敗しているからこそ、コンビネーションを跳ばないと点数が伸びないと思っていた」

 曲の終了までにスピンを収めきれないなど完璧な演技ではなかったが、2位の島田高志郎に大差をつけて頂点に。世界王者の意地を見せた。連覇が懸かる世界選手権へ「もっともっとレベルアップできるんだぞというのをやっていければ」と闘志を高めた。

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